
さてさて、これがほったらかしてたもう1冊でございます。
作者:東野圭吾(ひがしの・けいご)さんの『放課後』。
ふと気づけば、返却期限9/28(日)。。。
ギリギリ〜〜〜〜、際どかった。

予約が入っていたようなので延長不可だし、ヤバかったわぁ。
大学を卒業し、3年間一般会社で勤務した後、
転勤を機に思いがけず私立清華女子高等学校の教師となって5年。
いまだに女子高生の考えることは理解できず、
授業で大勢の生徒に注目されることが苦手なこともあって、
前島は、授業以外で生徒に関わることは極力避けていた。
ついたあだ名はマシン。
授業中、話が脱線することもなく、校則違反に特にうるさい訳でもなく、
クールに淡々と授業をこなすティーチング・マシーンと言うことらしい。
生徒も理解できないが、プライドの塊のような教師仲間も
前島には交われない存在だった。
中でも、生徒をすぐにゴミ扱いする生徒指導部の村橋には閉口していたが、
その村橋が、ブロック建ての運動部顧問用更衣室で服毒死する。
第一発見者は、洋弓部顧問でそこを使用していた前島と、
洋弓部部長の杉田恵子。
場所の不自然さや村橋の性格上、自殺とは考えにくいが、現場は密室。
以前より不自然な事故が続き、命を狙われていると感じていた前島は、
同一犯ではないかと、心当たりを考察する。
そして、密室の謎が解けないまま、体育祭の仮装行列の最中、
第2の殺人が起こった・・・・・。
てなお話。
東野さんの本が読みたくて、適当に選んだ作品なんですが、
解説を読むに、これは東野さんのデビュー作なんだそうです。
作中、刑事が前島に対して、
『学校と言うところは、部外者には無意識に口をつぐみ合って、
隔離された大きな密室のようなところだ』
てなことを言ってますが、
それで思い出したのが、赤川次郎さん。
確か、三毛猫ホームズシリーズの1作だったと思うのだけれど、
(タイトル忘れちゃった)
まさしく、そんなお話がありました。
これはその作品よりも先生たちの比重が高いので、
ちょっと趣が違うんですけどね。
そんなことしといて、なんで恨んでる相手にあの人を考えへんねんっ!
て、思ってたら、
事件解決後、きたきたきた〜〜〜って感じ。(どんな感じや〜)
前述の刑事の言葉を裏付けるように、
謎を解いた前島は、犯人と思しき人物に確認しただけで告発するつもりはなく、
最後の最後に知った真実に対しては、
結末を迎える前にSTORYはおしまい。
面白いけど、ある意味、後を引く作品かも。。。。。

以前ここでご紹介した、東野さんのその後の作品、
『どちらかが彼女を殺した』に通ずるのかも知れませんね。
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